2025年11月25日火曜日

SURLY PACER x SHIMANO CUES Polished Silver Special Edition 1x10 | サーリー ペーサー x シマノ キューズ ポリッシュシルバーエディション

SURLY PACER x SHIMANO CUES Polished Silver Special Edition 1x10

Surly Pacer」は、頑丈なクロモリフレームで快適性と実用性を重視したロードモデル。太めのタイヤやフェンダー・ラックに対応し、通勤からロングライドまで幅広く使えるフレームです。

4130クロモリ鋼のダブルバテッドチューブを採用し、しなやかでマイルドな乗り味を実現する一方で耐久性に優れるのが特徴。ジオメトリは「速さを追うレーシーな設計」ではなく、長距離での安定性と快適性を重視しており、舗装路を中心に気持ちよく走れるキャラクターになっています。

最大で32mm程度のタイヤクリアランスを確保し、路面の荒れにも強く、フェンダーやリアラックの取り付け用アイレットを備えているため、通勤・ツーリング・日常の買い物など実用的な用途に向きます。リムブレーキ仕様のモデルとして展開され、シンプルな構成でメンテナンス性も高い点が支持されました。なお、Pacerは既に生産終了となっておりますが、根強い人気が続くモデルです。

今回は、ベテランライダーのオーナーから「SHIMANO CUES Polished Silver Special Edition 1x10 | シマノ キューズ ポリッシュシルバーエディション」との組み合わせでスポルティーフなセットアップのご依頼を頂きました。

ST-U3030-10R

シマノ製ブラケットカバー厚は1.8mmが主流ですが、CUESのブレーキフードは2mmでブラケットにピタッと装着されており好感が持てます。

ハブダイナモ
SIMWORKS Rhonda Stem

ステムはクロモリ製のボディにアルミ製フェイスプレートを組み合わせた構成。コクピット周りを日東製で統一していたため公差がよく合い、質の高い部品を組んでいるという安心感があり、気持ちよく組み上げられます。目立たない点ですが、キャップスクリューのサプライヤも良いメーカーが選ばれており、六角穴の形状が絶妙です。

RD-U6000
CS-LG400-10(11–48T)
BL-U3030-L

CUES Polished Silver Special Editionは、1x(ワンバイ、フロントシングル)仕様のみの展開なので、左レバーは変速機構を廃した「BL-U3030-L」になります。変速方向への遊びが無くて好印象です。

ご存じの通り、GRXシリーズでも同様のブレーキレバーが先行して出ていますが、レバーに内側への遊びがあって、発売当時に同社へ尋ねたところ「落車時のダメージを抑えるため」との回答に、店主は「なんだかなぁ~」と思っていましたが、その点はCUESで改善されました。

太めなタイヤと組み合わせた為、標準付属の六角穴付ボルトだと
ホイール脱着時に干渉したのでエンプラ(RENY)極低頭ボルトへ交換
Before
リアライト配線メス側の平端子、絶縁処理前

前後のライトへの電力はハブダイナモから供給されますが、配線を接続しても点灯しませんでした。原因はメス側端子の短絡であったため、絶縁処理を追加しました。+/−両端子がまとめて被覆されていたため、気づくまでに時間を要しました。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年11月24日月曜日

OAKLEY HYPERGRIP TECHNOLOGY | オークリー ハイパーグリップ テクノロジー Stunt Devil 搭載技術 アヒルの足から着想された抜群のフィット感

OAKLEY HYPERGRIP TECHNOLOGY
OAKLEY Stunt Devil
OAKLEY HYPERGRIP TECHNOLOGY

Oakleyは過去にWater JacketやWind Jacketなど、フィット感を重視したモデルを発売してきましたが、いずれもストラップを用いるアプローチでした。そんな同社が2025年夏に導入したのが「HYPERGRIP TECHNOLOGY」です。

本技術は、新モデルのStunt Wing/Stunt Devil/Stunt Devil Sに採用されており、アヒルの足に着想を得たスプリット・テンプルチップと、高摩擦素材「Unobtainium」を組み合わせたウェビング構造を特徴とします。

先日、展示会でハンズオンする機会に恵まれました。掛けてみると店主のようなボウズ頭には特に効果が高く、他社製含め従来品を凌駕する抜群のフィット感を実感できました。少々偉そうに言えば、久しぶりにOAKLEYらしい斬新なアイデアに触れたと感じ、アイウェアのズレが気になるアスリートにはおすすめです。

ただし自転車の場合は、Roc Loc システムなど後頭部に備わるヘッドレストと干渉しないかは気になります。また、1999年頃からランス・アームストロングらが取り入れて普及したサングラス(アイウェア)を外して、テンプルをヘルメットのエアホールに差し込むスタイルには適さないようにも思うのです。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2025年11月23日日曜日

Cannondale Synapse LAB71 Black Marble x Vittoria CORSA PRO 700x32c | キャノンデール シナプス ラブ71 x ヴィットリア コルサ プロ

Cannondale Synapse LAB71 | キャノンデール シナプス ラブ71
カラー:Black Marble | ブラック マーブル

抜群の快適性を誇りながら、剛性とエアロ性能も両立した「Cannondale Synapse LAB71」。更なるシルキーな乗り味を求めて、前後タイヤを「Vittoria CORSA PRO 700x32c」へ換装することに。

しなやかなコットンケースを有するこのタイヤは、Vittoria(Lion Tyres Thailand/LTT)が、2000万ユーロを投じてバンプー工業団地に竣工させた工場の電気加硫機を用いた新プロセスで生産されています。

年々ワイド化が進むロードバイク用タイヤですが、ほとんどのモデルは30Cまでの展開で、32Cを超えるとグラベル、ツーリング、通勤、クロスバイク(=ハイブリッドバイク)向けが大半です。

用途を考えれば致し方ない面もありますが、それらは耐摩耗性や耐パンク性が重視され、軽快さやしなやかさが犠牲になりがちです。そんな中でCORSA PRO 700×32cは貴重な存在と言えるでしょう。

ベースバイク
Cannondale Synapse LAB71 Frameset (詳細SPEC→公式サイト)
カラー:Black Marble / ブラック マーブル


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2025年11月22日土曜日

CATEYE NANO F NANO60 SET TL-LD830F/R | キャットアイ ナノエフ/ナノ60 TL-LD830-F/TL-LD830 前後セット 入荷

CATEYE NANO F NANO60 SET TL-LD830F/R
キャットアイ ナノエフ/ナノ60 TL-LD830-F/TL-LD830 前後セット
価格:完売

「CATEYE NANO F NANO60 SET TL-LD830F/R | キャットアイ ナノエフ/ナノ60 TL-LD830-F/TL-LD830 前後セット」を少量入荷しました。

小型ながら最大出力が、フロント100ルーメン、リア60ルーメンを誇る「NANO」。「NANO F・TL-LD830-F」と「NANO60・TL-LD830」の組み合わせで定価ベースで5940円。単品でそれぞれ購入するより1100円お得です(単品価格:各3520円)。

【NANO F】
  • 100 ルーメンの最大出力 ( ハイモード)
  • モードメモリ機能により消灯時のモードで点灯開始
  • デイタイムライトとして昼間でも使用可能
  • ハイモード時には前照灯として使用可能
  • ローバッテリーインジケータ搭載
  • 工具不要のラバーバンド取付け
  • 抜き差しが容易なUSB Type-C 端子を採用 ( USB ケーブル別売 )
使用時間: 
デイタイムハイパーフラッシュ1 : 約19 時間(100 ルーメン)
デイタイムハイパーフラッシュ2 : 約11 時間(80 ルーメン)
デイタイムハイパーフラッシュ3 : 約35 時間(20 ルーメン)
ハイ : 約1.25 時間(100 ルーメン)
ロー : 約23 時間(5 ルーメン)
点滅 : 約65 時間(10 ルーメン)
充電時間 : 約3 時間(0.5A)
使用電池 : Li-ion Polymer 3.7v 320mAh
ブラケット: ラバーバンド
対応径 : 22-35mm


【NANO60】
  • 日中でも視認できるデイタイムライト
  • 小型、軽量の充電式セーフティライト
  • 電池残量が少なくなると発光パターンが自動で省電力点滅に切替わるバッテリーオートセーブ機能搭載
  • モードメモリ機能により前回使用したモードで点灯開始
  • ローバッテリーインジケータ搭載
  • ラバーバンドで簡単取付け
  • 透過ボディでサイドからも視認可能
  • 外径約130mm のエアロパイプにも取付可能(SP-14-RA)
  • 抜き差しが容易なUSB Type-C 端子を採用 ( USB ケーブル別売 )
使用時間: ハイ: 約3.5時間(20 ルーメン)
ロー: 約20時間(3 ルーメン)
点滅: 約60時間(6 ルーメン)
グループライド: 約25時間(10ルーメン)
デイタイムハイパーフラッシュ1: 約15時間(60 ルーメン)
デイタイムハイパーフラッシュ2 : 約20時間(20 ルーメン)
充電時間 : 約3時間(0.5A)
使用電池 : Li-ion Polymer 3.7v 320mAh
ブラケット: SP-14-RA
対応径 : 21.5 - 32 mm

ちなみに、同時に発表された NETWORK VOLT400 NEO 等に搭載されている、アプリなしでライト同士が連動する『CATEYE NETWORK』には対応していませんのでご注意ください。

CATEYE NANO F NANO60 SET TL-LD830F/R
キャットアイ ナノエフ/ナノ60 TL-LD830-F/TL-LD830 前後セット
価格:完売

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2025年11月18日火曜日

Panasonic EZ | パナソニック イーゼット + OGK | オージーケー技研 RB-037B6 着脱籐風スライドうしろバスケット 追加 カスタマイズ

Panasonic EZ + OGK RB-037B6 着脱籐風スライドうしろバスケット 追加

当店が過去に施工した「Panasonic x BEAMS BP02」のカスタム事例をご覧になったお客様から、「Panasonic EZ」に「OGK RB-037B6 着脱籐風スライドうしろバスケット」追加のご依頼を頂きました。

電動アシスト自転車「Panasonic EZ」のリアラック(リアキャリア)は、ママチャリに装着されるモデルと異なり天板がある仕様、更にサドル下に入り込むような配置なのが特徴です。そのままだと、高さのある一般的なバスケットだとサドルと干渉して取付ができません。

ゆえに天板情報へ逃がした先述のBP02とアプローチが異なり、リアラック天板を後方へ延長してバスケット取付位置をセットバックさせる必要があります。現実的なコストに収まるよう意識しながら、現車ベースで構想+作図。今回は市販品とワンオフパーツを組み合わせて対応することに。

OGK RB-037B6 着脱籐風スライドうしろバスケット
FCベース台/B-6
バスケット 拡張時
Before
Before

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2025年11月17日月曜日

2025/11/17 (月) 11時-18時 短縮営業となります

直近の御連絡になりますが、店主出張の為、以下の通りに変更させて頂きます。

2025/11/17(月) 11:00~18:00 短縮営業(午前11時からの営業)

店頭業務(接客&作業)で電話対応できないことが多々ございます。お手数ですが、お時間をずらして再度お電話頂ければ幸いです。同理由でメール返信も遅延気味ですが、予めご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年11月14日金曜日

Rivian ALSO. TM-B | リヴィアン オルソ ペダル・バイ・ワイヤ システム 搭載の革新的 E-BIKE

Rivian ALSO TM-B
公式WEBサイトから)

近年のCES/台北ショー/上海ショー/EUROBIKE/ジャパンモビリティショーなどを見れば分かるように、世界各国の四輪/二輪メーカーやスタートアップ企業がこぞって、E-BIKEやE-PMV(E-パーソナルモビリティ)の開発を進めています。

そんな中、数年前からE‑BIKE開発の噂があったRivianが、2025年10月後半に「TM‑B」を発表。YOUTUBEやWEBサイトを見た限りですが、従来のE-BIKE概念を覆すゲームチェンジャーと思わせる革新的な一台です。店主は、以前から自動車会社が本気を出してこの市場に参入して来たら、自身含めて従来のプレイヤーは駆逐されてしまうと危惧していましたが、その始まりかもしれません。

同社はRaphaなどと並び、2025年初頭からMTBライダーのKate Courtneyが立ち上げたチーム「She Sends Racing」とスポンサー契約を結んでいたため、これは何かの布石だろうと動向を伺っていましたが、今回のマイクロモビリティ子会社ALSO(Also, Inc.)による市場投入につながり合点が行きました。


1. ALSO(オルソ)社の概要と組織構造、生産拠点
1.1 会社設立と組織的特徴
ALSOは2025年、米国カリフォルニア州パロアルトを本拠地に設立された電動マイクロモビリティ企業です。ちなみに社長兼共同創業者のChris Yu氏は、Also設立前はSpecializedで10年間勤務しており、記憶している方も多いかと。

同社はEVメーカー「Rivian」からスピンオフ(分社化)する形で誕生し、Rivianとの資本関係は一部継続されていますが、名目上は完全独立した経営体を構成しています。資金調達では設立直後に約2億ドル(約293億円)もの大型出資を獲得し、スタートアップとしては異例の体制で注目を浴びました。

また、ALSOは自社でモーター/バッテリー/電子基板/ソフトウェア/ファームウェア全てを垂直統合で設計・生産する「バーティカル・インテグレーション」戦略を推進しており、従来のE-Bikeメーカーで多く見られたシマノやボッシュと言った大手メインサプライヤーや中国や台湾メーカーの汎用品採用とは質的に一線を画しています。この独自性こそ、ALSOおよびTM-Bの競争力の源泉と言えます。

1.2 生産拠点と技術開発基盤
製品開発および設計は、Rivian内のステルス/スカンクワークス(Project Inder)で進められてきた流れを引き継ぎ、シリコンバレーのパロアルト拠点で完結。生産については北米市場向けを主軸に、自社工場および厳選されたサプライヤー(主に米国内、および規格適合必須部品に限定して一部アジア圏)で組み立て・供給している模様。バッテリーセルは米国調達に併せ、中国他グローバル・サプライチェーンも活用しつつも最終アッセンブリーや品質管理は自社責任で一括しています。

設計思想の根底には「ゾーンアーキテクチャ」「Dream Rideドライブシステム」などの次世代EV技術応用が見られます。これにより、従来の「汎用部品の組み合わせ」型E-Bikeとは大きく異なる垂直統合アーキテクチャを実現しています。

その反面、きら星のごとく消えて行ったスタートアップブランドがそうであったように専用部品で構成された車体は、もし同社が撤退した場合の修理やアフターケアが心配になります。


2. ALSO e-Bike『TM-B』:製品ラインナップと特徴
ALSOのE-Bikeは現時点で「TM-B」シリーズが主力となっています。TM-Bシリーズは以下の3モデルの展開予定です。
  • TM-B Base model
  • TM-B Performance
  • TM-B Launch Edition
3. 技術アーキテクチャ・搭載パーツ・機構の詳細
3.1 「Dream Ride」ペダル・バイ・ワイヤ(By-Wire)推進システム
ALSO TM-B最大の革新要素は、従来の自転車にはない「ペダル・バイ・ワイヤ」=“ペダルの回転を物理的にドライブトレインへ直結しない”駆動系が挙げれます。

この仕組みでは、ペダルは発電用ジェネレーターと直結しており、ペダルの回転力は一旦電気信号として解析された後、ソフトウェアで最適な走行特性に変換されて後輪モーターへ送られます。つまり、「ペダル≠後輪機械連結」であり、“EVのバイワイヤ” の自転車版です。

動力面で人力を内燃機関と捉えれば、日産 e-POWERに代表されるエンジンで発電し、モーターだけで走行する「シリーズ方式ハイブリッド」とも言えるかと。

3.2 バッテリー仕様
  • 容量と種類:538Wh(標準)/ 808Wh(大容量)
  • 航続距離:60〜100マイル(=96〜160km)
  • 電池種別:18650型セルベース・リチウムイオン形式
3.3 モーター出力・性能
  • 最大トルク:180Nm(E-Bikeでは突出した数値)
  • ピークアシスト倍率:10倍(ペダル入力の最大10倍動力を供給、BASEモデルは5倍)
  • 最高アシスト速度:ペダリング時45km/h、スロットル時32km/h(北米Class 3/EU Class 1-2準拠)
3.4 フレーム素材・モジュール設計
  • メインフレーム:マグネシウム合金/アルミニウム合金パイプ/亜鉛ダイキャスト複合
  • 工具不要のトップフレームスワップ構造(「ソロ」「ベンチ」「ユーティリティカーゴ」「チャイルドシート対応」に換装可)
  • 専用リアラック(最大積載34kg/前ラック11kg、MIK対応)
拡張性と耐久性を両立するレゴ的モジュラー設計により、家庭内で複数ユーザー使い分けをしたり、日常・レジャー・業務用スタイルを1台でカバーリング。

3.5 変速機構・ドライブトレイン
  • 機械式変速:なし(ギアはソフトウェア制御/自動変速推定)
  • Manualモードでは、最大10段階まで設定可
  • Gates製ベルトドライブ
  • “Dream Ride”ソフトウェア変速:アシストカーブを好みで設定可
3.6 ブレーキシステム
  • 種類:油圧ディスクブレーキ
  • 機能:AI制御ABS、電子式アラーム連動ロック
  • 回生(リジェネ):減速時最大90%エネルギー回収
3.7 タイヤサイズとホイール仕様
  • タイヤサイズ:24インチ
  • サスペンション:倒立式・前後120mmストローク
  • 耐荷重:最大324ポンド(約147kg)


4. セキュリティ・盗難防止・スマート連携
4.1 盗難防止・ロック機構
  • 電子集中管理ロック:専用アプリ&スマホNFC連動でロック/アンロック
  • 駐輪離脱時自動施錠:物理的ロックも自動化
  • 動作検知・異常検知アラート:GPS&LTE通信で位置・異常通知
  • ビルトインセキュリティ認証:万一盗難に遭ってもIoT経由で即時「全機能ブリック化」=物理パーツも再利用不可化
  • 部品単位に固有シリアル認証を持たせて流通ブロック
  • リアルタイムGPSトラッキング
4.2 IoT/スマート機能・OTA
  • 中央タッチディスプレイ(“Portal”):5インチ円形 全機能タッチ&物理リングUI
  • ALSO公式アプリ:乗車データログ/設定変更/ナビゲーション/リモートロック&アンロック/OTAアップデート/メディア連携
  • スマホNFC連携:鍵+ダッシュボード設定
  • OTA(Over the Air)アップデート対応
  • ナビ連携:到着予想時間(ETA)自動算出/走行ルート案内


5. スマートヘルメット『Alpha Wave Helmet』の特徴
  • リリースレイヤーシステム(RLS):4分割されたパネルが衝撃時に衝撃角度を分散、転倒・側面衝撃時の脳損傷リスクを低減
  • HighBarストラップ:片手で容易にフィット調整可
  • フロント2灯(LED:150lm/50lm)+リア赤色LED+バイオモーション認識
  • 内蔵4スピーカー&2マイク(ノイズキャンセル付き)
  • ハンズフリー音楽/通話/ナビアナウンス対応
  • 自転車本体ディスプレイ/スマホ経由で連携・同期アシスト
このヘルメットは単なる頭部保護だけでなく、IoT時代のコミュニケーション機能も備えています。



6. 価格・販売・メーカー公式・流通体制
まずは米国直販(公式オンライン予約)のみで、Launch Edition $4,500(=約70万円)が販売開始。今後はRivianディーラー経由や欧州展開も予定されています。



7. まとめ:ALSO TM-Bの意義と今後の展望
ALSOのTM‑Bは、EVで培われた垂直統合技術を用いることで、従来のE‑BIKEを抜本的に再定義したと言えます。ペダル・バイ・ワイヤ、ギアレス化、IoTによる集中制御、モジュラー構造、最大トルク値は驚異的。また、ポータルディスプレイ、スマホ、ヘルメットが一体となったシームレスなUX/UIや、徹底した盗難対策も目を見張ります。

E‑BIKEというより新しいカテゴリーのモビリティ、あるいはE‑BIKEとペダルレス・E‑PMVの中間に位置づけられるだろう。同社は将来的に商用配達用カーゴや多目的バギーの展開も視野に入れています。

初号機であるTM‑Bの懸念点は、車体重量が45kgと重いこと、価格が高いこと、広範に統合された機能がストレスなくシームレスに動作するか懸念が残ること、そして専用部品で構成されているためメンテナンス性が低く修理コストが高くなることが挙げられます。



※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年11月7日金曜日

2025/11/7(金)11-13時 中休みになります


直近の御連絡になりますが、店主出張の為、以下の通りに変更させて頂きます。


2025/11/7 (金) 11-13時 中休み(9-11、13-18時営業)

現在、店頭業務(接客&作業)で電話対応できないことが多々ございます。お手数ですが、お時間をずらして再度お電話頂ければ幸いです。同理由でメール返信も遅延気味ですが、予めご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年11月5日水曜日

2025/11/5 (水) 終日休業 お知らせ

本写真は特定の政治的主張や思想を意図したものではありません

直近の御連絡になりますが、店主出張の為、以下の通りに変更させて頂きます。

2025/11/5(水):終日休業
2025/11/6(木):定休日

店頭業務(接客&作業)で電話対応できないことが多々ございます。お手数ですが、お時間をずらして再度お電話頂ければ幸いです。同理由でメール返信も遅延気味ですが、予めご了承ください。

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2025年10月29日水曜日

2025/10/29 (水) 11時-18時 短縮営業となります

直近の御連絡になりますが、店主出張の為、以下の通りに変更させて頂きます。

2025/10/29(水) 11:00~18:00 短縮営業(午前11時からの営業)

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