2024年5月25日土曜日

Shimano シマノ GRX 2×12s RX825系 Di2 グラベル グループセット / FRONT SHIFT NEXT | シマノ フロント シフト ネクスト 公開 105 STレバー ST-R7170 ユーザーにお勧め

Shimano GRX 2×12s RX825系 Di2 グラベル グループセット


5月末から米で開催される「UNBOUND Gravel 2024」にミートさせるタイミングで、公開された新型「シマノ GRX2x12スピードのDi2仕様“RX825”シリーズ」。同レースでは、新コンポを駆るスポンサードライダーが多く見受けられるかと。

本機の外観や設計思想は、前作815系を踏襲したものを基に、ロード12sコンポ同様のセミワイヤレスを採用したパッケージ。ロードでDi2/12s環境なら、STレバーのみ「ST-R825」へ変更したいライダーもいるでしょう。

サラッと斜め読みしたぐらいですが、比較的濃い情報をUPしているのは「bikeradar」かなと。同記事によると、フロントシングル仕様も追加で発売される模様です。

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bikeradar

ST-R825:前作同様にオプションスイッチ装備
写真:ミズタニ自転車から


 「FRONT SHIFT NEXT」は、「E-TUBE PROJECT Cyclist」アプリで
ファームウェアをアップデートすることで対応可能
写真:シマノWEBサイトから

情報を一通り舐めると、目新しい「FRONT SHIFT NEXT/フロント シフト ネクスト」のワードが…。身も蓋も無い言い方をすれば、これはFD操作を「WHEELTOP EDS TX」と同様のワンボタン式にできる新機能です。「E-TUBE PROJECT Cyclist」アプリでファームウェアを最新版にアップデートすることで、新型GRXのみならず、ロードバイク用も含めた「12速」Di2全般に適用可能です。

直感的な操作感が得られるうえに、変速ボタン1個が空くので、それをライトやサイコン操作に割当てられます。特に、オプションボタン(=補助ボタン)が無い、105 STレバー「ST-R7170」ユーザーは大きい恩恵が受けられます。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年5月24日金曜日

Cannonndale Synapse Carbon 3 L Purple Haze × HexTack Silicone Bar Tape Slate | キャノンデール シナプス カーボン 3 L パープルヘイズ × ヘックス タック バーテープ スレート

Cannonndale Synapse Carbon 3 L
カラー:Purple Haze
HexTack Silicone Bar Tape
カラー:Slate

エンデュランスマシン「SYNAPSE CARBON」、現代版スポルティーフとも呼べる一台です。落車されたとのことで、メンテナンスを承りました。幸いフレームは問題無く、ダメージのあったハンドル交換etcで対応することに。

バーテープは、オーナー様セレクトで「HexTack Silicone Bar Tape」に。Slateカラーでフレームカラーともマッチしています。

車体
Cannonndale Synapse Carbon 3 L | キャノンデール シナプス カーボン 3 L
カラー:Purple Haze /  パープルヘイズ

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2024年5月23日木曜日

XOSS 行者 XLENS AR / NEBULA 星云 ウェアラブル AR デバイス & ドットマトリクスLED アニメーション テールライト 上海 China Cycle 2024 出張記

XOSS XLENS AR | 行者 AR骑行眼镜
上海で開催された「CHINA CYCLE 2024」で見かけた「XOSS/行者」の新製品。上品な言い方をすれば、同社はジェネリックなプロダクツを上市するブランドです。当店で取扱いはありませんが、興味があったのでハンズオンしてきました。

まずは、「XLENS AR」。まだ、試作品の感じが拭えませんでしたが、昔GARMINから販売されていた「Varia Vision」ライクなウェアラブルARデバイスです。それと比べるとコンパクトで、うどんを長くしたAirPods程度の大きさ。速度やナビゲーションに沿った方向指示が表示され、思いのほか鮮明にみえました。

XOSS NEBULA | 行者 星云
続いては、ドットマトリクスLEDで任意のアニメーションも作成できる「NEBULA」。えええと、2024春にデリバリー開始された「Magene L308 Intelligent Expression Tail Light」と瓜二つなテールライトです。コントローラや主要基盤が同じプロダクツなのかもしれませんが、仁義なき戦いが伺えしれます。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2024年5月22日水曜日

Tern Vektron N8 × Atlas Rack 2.0 × KlickFix RIXEN&KAUL Alumino GT KorbKlip | ターン ヴェクトロン ベクトロン N8 × アトラス ラック2.0 × クリックフィックス リクセン&カウル アルミノGT KorbKlip 折畳み E-Bike 街乗りカスタム

Tern Vektron N8 × Atlas Rack 2.0 × KlickFix RIXEN&KAUL Alumino GT KorbKlip
ターン ヴェクトロン ベクトロン N8 × アトラス ラック2.0
× クリックフィックス リクセン&カウル アルミノGT KorbKlip
KlickFix RIXEN&KAUL Alumino GT KorbKlip
クリックフィックス リクセン&カウル アルミノGT KorbKlip
バスケット固定は、KorbKlip仕様
取り外した際、ラック側にアタッチメントが残らずクリーン
持ち手にパッドが装備されており、走行中もカチャカチャ鳴りません

高い完成度を誇るフォールディング・e-Bikeのフラッグシップモデル「Tern Vektron S10」のパフォーマンスはそのままに、装備を簡素化することで手を届きやすくした日本限定モデルが「Tern Vektron N8 | ターン ヴェクトロン ベクトロン N8」。

e-Bikeの心臓部ともいえるモータ制御ユニットは「Bosch」製。自動車部品で培ったテクノロジーを生かして、ヨーロッパでマーケットリーダーの地位を確立しています。

今回は、そんな「Vektron N8」に、リアラック「Atlas Rack 2.0」とバスケット「RIXEN&KAUL アルミノGT」を架装して、オシャレな街乗りE-Bikeに仕上げて納車致しました。

バスケットは、「KorbKlip 」システムでワンタッチ脱着可能。直接ラックをフックするので、バスケットを取外しても、ラック側にアタッチメントが残らずクリーンなのも特徴です。

ベースバイク (SPEC詳細→公式サイト)
Tern Vektron N8 | ターン ヴェクトロン N8
SPEED:8
WHEEL SIZES:20 inch (406)
COLOR:Matte Bronze/Black |マット ブロンズ/ブラック  

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年5月21日火曜日

上海 地下鉄1日乗車券 | Shanghai Metro One-Day Pass 外国 クレジットカードで購入可能に China Cycle 2024 出張記

上海 地下鉄1日乗車券 |  Shanghai Metro One-Day Pass

上海で開催された「CHINA CYCLE 2024」へ出張してきました。中国の主要都市部は、キャッシュレス化が進んでいるようで、外国人旅行者もAlipay/WeChatPayがあれば、人民元への両替要らずに。特に、店主のような日帰り出張者には便利です。ただ、それら決済アプリは、クレジットカードの他にパスポートも紐づけが必要ゆえ、些かディストピア感も…。

さて、上海は地下鉄とバスの公共交通網が発達しており、両者を利用しない手はありません。地下鉄移動が多いなら、「地下鉄一日乗車券 | Shanghai Metro One-Day Pass」がお勧めです。18元/枚で購入できるので経済的です(三日乗車券もあり)。

この「地下鉄1日乗車券」、以前までklookで予約できたようですが、どうも最近は現金(人民元)でないと購入できない模様に。このチケットを買うためだけに、両替するのは憚られます。ただ、訪中直前に該当記事を見つけソースサイトを確認すると、2024/3/5~浦東空港駅他の主要駅で外国クレカで購入できるようでした。2024/5月に訪中した店主も、この決済方法でチケットを購入できました。

訪中時、他の地下鉄駅の「服务中心」にも、同様なクレジットカードのステッカーが貼られていたので、オヤッと思って検索してみると2024/4/17~片道切符購入も含めて、地下鉄全駅で同様のサービスが展開されたようです。徐々に、外国人観光客を受け入れるサービス体勢を構築しているように伺えます。

そんな面倒なしで、Alipayアプリに地下鉄&バス決済をプラグインすれば良いんじゃないの?というのは、ごもっとも。店主も事前にそれらを準備していましたが、現地でSIMを入替えたせいか紐付けが解かれていましたし、アプリ仕様もチョイチョイ変更されるので、旅行者は一日or三日乗車券の利用が便利かと。
ホームの電光掲示板:列車到着までを秒単位で表示
地下鉄2号線 車内光景
ちなみに、地下鉄駅/空港/大型展示施設に入場する度に、手荷物のX線検査を通す必要があります。最初は面倒だなと思っていましたが、流れはスムーズでストレスはありませんでした。上海地下鉄に関する最新情報は、少ないのでご参考までに。

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2024年5月20日月曜日

Cannondale BAD BOY 3 | キャノンデール バッドボーイ3 Mサイズ 前後フェンダー追加 カスタム仕様 BBQ マットブラック レフティ 展示販売中

Cannondale BAD BOY 3 | キャノンデール バッドボーイ3
サイズ:M/490mm(適応身長165-177cm、T-T水平換算592mm)
カラー:BBQ/マットブラック
前後フェンダー追加 カスタム仕様
 価格:完売
アーバン アーマー バンパー装備
フェンダーのポン付けだと、タイヤとの距離大orタイヤ干渉

エッジの効いたオールブラックのアーバンバイク、「Cannondale BAD BOY 3 | キャノンデール バッドボーイ3」。マットブラックを纏った「BAD BOY」のモデル名と、片持ちLEFTYフォーク装備で曲者に思われがちですが、至って優秀なアーバンバイクです。

ガードレール等にバイクを寄りかけた時の傷を防止する為、フレーム・トップチューブには「アーバン アーマー バンパー」を装備。足回りは、段差がある街乗りにも最適なボリューミーな650B×40C。油圧ディスクブレーキとの組み合わせで悪天候時も制動力を確保します。

そんな唯一無比なフォルムで人気の「BAD BOY」。ただ、その独特の片持ち「レフティーフォーク」ゆえ、フェンダー取付は一筋縄でいきません。難しいことを考えないのであれば。フロント:ダウンチューブ下に「Crud Catcher」。リア:フルフェンダーと言うのが定石かと。

アルミ製をベースに、ステー&ブラケットをワンオフで起こしたら、レフティフォークにマッチしたフルフェンダーを誂えることもできますが、車体価格とのバランスを考えると、現実的な価格に収まりません。

そうは言っても、BAD BOYにフェンダー追加して欲しい声は一定数あって、市販品であまり追加工せずにシュッと付けられないかしら?と、常々考えてきました。数年前に似たようなカスタマイズをしたこともありますが、今回のカスタムは、それよりロバスト性を高めています。仕上がりは、簡易タイプとしっかりフルフェンダーの中間ぐらいな具合かと。

ちなみに、ポン付けだと不格好だったり干渉するのでフェンダー側に追加工しています。前後フェンダー付きのバッドボーイをお探しの方、如何でしょうか?。

ベースバイク(詳細SPEC→キャノンデールWEBサイト
Cannondale BAD BOY 3 | キャノンデール バッドボーイ3
カラー:BBQ/マットブラック
サイズ:M/490mm(適応身長165-177cm、T-T水平換算592mm)
価格:110,000円(10%税込)

前後フェンダーカスタム仕様
価格:完売

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2024年5月19日日曜日

スペシャライズド DTスイス | Specialized DT SWISS 420 SL × シマノ Deore & ZEE 26インチ MTB 手組 ホイール ビルド

Specialized DT SWISS 420 SL × シマノ Deore & ZEE
26インチ MTB 手組 ホイール ビルド
シマノ Deore フロントハブ
Specialized DT SWISS 420 SL リム
シマノ ZEE ハブ
オーナー様からリム支給で26インチMTB・前後ホイールのビルドを承りました。ディスクブレーキ用で、左右スポークテンションを近づけるため、今回は下記のようなアセンブル。

フロント:逆イタリアン、DS3クロス、NDS2クロス
リア:JIS組、DS2クロス、NDS3クロス

エアロ/重量/ホイール強度/テンション均等化etcのどれを優先するかで、編み方も変わります。リムは、SPECIALIZED向けOE仕様のDT SWISS製ですが、ハトメ付きなので耐久性も期待できます。

リム:Specialized DT SWISS 420 SL 26インチ 
ハブ:DEORE 32H/ZEE 32H
スポーク:DT SWISS #14 プレーン チャンピオン

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2024年5月18日土曜日

ホイールトップ 新型 EDS-TX ビッグプーリー標準搭載 電動ワイヤレス変速機 | WHEELTOP NEW EDS-TX EDS-GX Electronic Derailleur System 上海 China Cycle 2024 中華コンポーネント&パーツ情報 CHINA CYCLE 2024 出張記

WHEELTOP 新型 EDS-TX Electronic Derailleur System
ロード用の「TX-RA7800」
RD-RA7800は、ビッグプーリー標準搭載の模様 

日本国内は、2024年春からホダカさんを通して流通開始した、電動ワイヤレス変速機の「WHEELTOP EDS」。China Cycle 2024にて、早くも新型「WHEELTOP  EDS-TX Electronic Derailleur System」が発表されました。

対応ギア段数は、2×7~13s対応と現モデルを踏襲してますが、ロード用の「RD-RA7800」は、Absolute Black HOLLOWCAGEと似たビッグプーリー標準搭載の模様。

WHEELTOP 新型 EDS-GX 2× Electronic Derailleur System
グラベル用の「TX-RX7101-SGS」
RD-RA6101-SGSは、11-42Tで2×7~13s対応
WHEELTOP 新型 EDS-GX 1× Electronic Derailleur System
グラベル用の「GX-RX6700GS/6701SGS/7700GS/7701SGS」
RDは、素材カーボン/アルミとケージ長さ違いで4種あり








EDSは、グラベル用のリアディレイラーを追加した「EDS GX」も発表されました。フロントシングルorダブルによって、RD選択が変わります。こちらも2×7~13s対応。

WHEELTOP ブース


Lanxi Wheeltop Cycle Industrial Co., Ltd. 新社屋

日本国内だと、電動ワイヤレスコンポのEDSばかり注目が集まる「Lanxi Wheeltop Cycle Industrial Co., Ltd.」ですが、クランクセットやスプロケットも手掛ける、総合パーツメーカーです。

同社ブースを見ると、どうやら大きな新社屋&工場を竣工する模様。世界的に芳しくない自転車業界の現状を鑑みると、夜明け前の先行投資とも。ただ、中国市場は自転車ブームらしく、単純な逆張りとは言い切れないかもしれません。

Magene / マージーン ブース
QED セミ・ワイヤレス 電動コンポ グループセットを展示

L-TWOO / 蓝图 ブース
グラベル用コンポ:L-TWOO eGR

L-TWOO / 蓝图は、上市済みのセミワイヤレス・電動コンポーネント「eRX」、「eGR」他を展示していました。

Lofandi / GUANGDONG LOFANDI INTELLIGENT TECHNOLOGY CO.,LTD.
5-SPEED INTERNAL-GEAR HUB(MANIJAL&AUTOMATIC INTEGRATION)

メンテナンスフリーを謳うLofandi製の内装ハブ。これまで3速仕様でしたが、5速モデルを発表。シェアバイクは、同社のSmart hub lockを採用している模様。

S-Ride Bicycle Components ブース
S-Ride 油圧マスターシリンダー仕様のブリフター
Sensah SRX Pro:グラベル用スタビライザー付きRD
HL CORP / ZOOM:Integrated Cable Routing (ICR)

ディスクブレーキ/スルーアクスル/サスペンション等、あらゆる面で技術規格が先を行っているMTBですが、ことコクピット周りのホース&ケーブル内装に関しては、各社足並みが揃っていません。大手HL CORPが、Integrated Cable Routing (ICR)を発表するところを見るとこの流れに落ち着きそうです。
数多くの3Dプリントサドルも展示

ここ数年で大手ブランドが上市した、フル内装エアロフレーム/ワイヤレス電動コンポーネント/カーボンスポーク/3Dプリントサドルと言った新製品。それらが、あっという間にコモディティ化されてしまった感。無論、仕上げや耐久性等が同じとは言えませんが、一般の方がパッと見分けるのは難しいとも。

シマノ ブース

先日、Cyclingnews/road.cc/Bikerumor/BikeRadar等、海外メディアが一斉に報じたシマノ特許情報。同社が2モデルチェンジ毎にギア段数を増やしていた従来の慣例を棄てて、次モデルに13sを投入するのは、このような早い潮流に抗う戦略が透けて見えます。

プラットフォーム更新が、4年×2サイクル→5~6年サイクルと短くなるだろうから、製品開発と生産現場は大変そう。また、エンドユーザー目線からは、互換品やスペアパーツ供給が短期間で打ち切られて困ってしまう側面もあります。

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

CHINA CYCLE 2024 関連記事

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