2025年9月30日火曜日

ORTLIEB Velocity 23L | オルトリーブ ヴェロシティ23L 完全防水バックパック 初代と最新モデル 比較

ORTLIEB Velocity 23L | オルトリーブ ヴェロシティ23L
左:初代 / 右:最新

完全防水バッグの代表格として絶大な信頼を誇る「ORTLIEB(オルトリーブ)」。縫い目からの浸水を防ぐため、糸を使わず素材そのものを溶着する製法を採用しています。「とりあえずORTLIEBにしとけ」と言うベテランライダー/ショップも多いかと。

中でも長年にわたり愛され続けているのが定番バックパック「Velocity(ヴェロシティ)」。程よいサイズ感で、背の低い方にもフィットします。発売以来4~5回のマイナーチェンジを経ていますが、基本的な設計は変わっていません。

発売当初は、同社の定番モデル「Messenger Bag」のひと回り小さいサイズとして登場しました。店主自身も初代モデルを通勤や海外出張に20年以上使用し、バックルを交換しながら使い続けてきました。

しかし最近、底面のプラスチックボードが当たる部分に穴が開いてしまい、しばらくダクトテープでごまかしていましたが、諦めて最新モデルへスイッチすることに。

ショルダーベルト比較
左:初代 / 右:最新

新旧モデルを比較すると、現行品はショルダーストラップが複合素材で作られ薄くなっております。ハイドレーションパック用のストロークリップが追加されている一方で、Dリング(Dカン)は省かれています。

長年の使用で穴が開いたバッグ底
現行モデルはバンパーガードで補強済み
現行モデルは、ロールトップを留めるVelcro Fastenerが交換可能に
ベロシティ ホック&ループ/Hook and Loop closure Velocity E234

MY2020年以降のVelocityは、ロールトップを留めるベルクロが交換可能に。面ファスナーがヘタってもE234パーツを入れ替えることでリフレッシュできます。

ちなみにVelocityは最近29Lモデルが加わり、17/23/29Lの3サイズ展開になりました。飛行機を頻繁に利用する方には、機内持ち込みギリギリのサイズを狙える29 Lが魅力的です。追加されたサイドジッパーで内部アクセスも便利ですが、防水性を最優先するなら従来仕様の17/23Lモデルをおすすめします。

20年前とは異なり、今日では「防水バッグ」とWEB検索をかけるとAmazonをはじめ多くの製品がヒットします。しかし、高い耐久性や背面フォームパッドを備えたモデルは、この「Velocity」くらいしかないかと思います。


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年9月29日月曜日

NORDTUR NORDLUFT | ノードツアー ノードルフト お求めやすい フロアポンプ スチール ボディ 高圧120PSI / 8気圧 仏/米/英式 対応 入荷

NORDTUR NORDLUFT | ノルドツール ノルドルフト フロアポンプ
カラー:ブラックのみ
最大空気圧:120PSI(8気圧)仏/米/英式に対応
価格:店頭販売専用モデルゆえ、大人の事情でWEBで価格掲載は出来ません

円安やインフレの影響で多くの製品の価格が上昇している今日、フロアポンプでも信頼性のあるものは5千〜6千円からが現実です。そんな中、新登場の「NORDTUR NORDLUFT|ノードツアー ノードルフト」フロアポンプは手に取りやすい価格で提供されるモデルです。

エントリーユーザーはもちろん、電動ポンプを主に使っているがスペアとして手動フロアポンプを持っておきたいライダーにもおすすめです。価格を抑えつつシリンダーは金属製で耐久性があり、ロードバイクの高圧120 PSI(約8気圧)にも対応しています。

圧力メーター
口金:仏式・米式・英式に対応(トンボアダプター付属)

特徴
ロードバイクの高圧に対応した金属製シリンダー採用のポンプ
金属製シリンダーによって高圧まで軽い力で充填可能
最大空気圧:120PSI(8気圧)仏式・米式・英式全ての口金に対応
素材:スチールシリンダー/ノンスリップコンポジットハンドル/プラスチックフットベース
参考サイズ:H 620mm(ハンドルを下げた状態)
参考重量:890g
付属品:英式アダプター




NORDTUR NORDLUFT | ノルドツール ノルドルフト フロアポンプ
カラー:ブラックのみ
最大空気圧:120PSI(8気圧)仏/米/英式に対応
価格:店頭でご確認ください

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2025年9月28日日曜日

Tern Verge N8 / LINK N8 | ターン ヴァージュ N8 / リンク N8 チェーンリング 52T 単体交換

Tern Verge N8 / LINK N8 対応 交換用チェーンリング
歯数:52T
価格:2730円/個(現金特価/10%税込/店頭品のみ/工賃別途)
※クランクアーム/樹脂製チェーンガード/ボルト類は付属しません

人気の定番フォールディングバイク「Tern Verge N8 / LINK N8(ターン ヴァージュ N8 / リンク N8)」。ドライブトレインは 1×8速構成ですが、純正チェーンリングは耐久性の高いスチール製のため、定期的な注油と 3,000~4,000kmごとのチェーン交換を行えば、およそ1万kmの使用に耐えられます。

以前の投稿でも触れましたが、チェーンリングやスプロケットは、伸びたチェーンピッチが“転写”されるように摩耗が進行します。そのため、チェーン交換を怠ると寿命は極端に短くなってしまいます。

今回、変速不調でお預かりした車体も、チェーンとリングの双方が摩耗しており、交換が必要な状態でした。代理店さんに確認したところ、用意できるリペアパーツはクランクセット・アッシーのみとの回答でした。

しかし今回のケースでは、クランクアーム本体や樹脂製チェーンガード(バッシュガード)は問題なく使用可能であり、チェーンリング単体のみ交換したい状況です。クランクセットごと交換するのは費用がかさみ勿体ないため、対応可能なリングをお探しすることに。

歯先形状
交換作業風景
After
Before
Before

Tern Vergeシリーズには、あまり目立たないものの大きな長所があります。折り畳み自転車やミニベロではチェーン外れが起こりやすいのが一般的ですが、このシリーズは標準パーツの組み合わせが絶妙で、ナローワイドリングを使わなくてもチェーンが外れにくい構成になっています。

一方で、BCDさえ合わせれば簡単でしょと、他メーカー製のリングへ交換すると、チェーンラインがずれて走行中にチェーンが外れることがあります。その場合、最終的にはBB軸長の変更を余儀なくされるケースも少なくありません。

Tern Verge N8 / LINK N8 対応 交換用チェーンリング
BCD/PCD:5アーム 130T
対応段数:リア 8s
歯数:52T
素材:スチール
価格:2730円/個(現金特価/10%税込/店頭品のみ/工賃別途)
※クランクアーム/樹脂製チェーンガード/固定ボルトは付属しません

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2025年9月27日土曜日

Cannondale SuperSix EVO Carbon Frameset Silver | キャノンデール スーパーシックス エボ カーボン フレームセット シルバー 51サイズ 入荷

Cannondale SuperSix EVO Carbon Frameset
キャノンデール スーパーシックス エボ カーボン フレームセット
カラー:Silver / シルバー
サイズ:51(適用身長165-175cm、C-T477/T-T水平換算528mm)
価格:290,000円→275,500円(5%off現金特価、10%税込、店頭品1個のみ)

Cannondale SuperSix EVO Carbon Frameset | キャノンデール スーパーシックス エボ カーボン フレームセット」が入荷しました。グレードは、手の届きやすいNormal Mod.(ノーマルモッド)になります。

カラーは、完成車で展開が無いモノトーンな「SILVER/シルバー」。実際の色合いは、ほぼホワイトになります。全リージョンを確認したわけではありませんが、おそらく限られたアジアマーケット向けにのみ展開されているモデルのため、希少性もあると考えられます。

前作のGen.3も高次元でバランスの取れたオールラウンドロードバイクとして高い評価を受けていた「Cannondale SuperSix EVO」ですが、Gen.4で更に洗練されました。造形ではシートポスト周りの薄さが目を引きます。リア三角は有機的な造形になり、フロントフォークはシャープなエッジと翼断面形状が強調されています。

ディスクブレーキ搭載のSuperSix EVOは世代を重ねるごとに着実に進化しています。細かい点ですが、立ち漕ぎした際にもローターのタッチや異音はなく、ストレスがありません。エアロダイナミクスを追求しつつも、2010年代のエアロモデルに見られるヒラヒラ感やピーキーさはなく、高次元でバランスが取れています。大雑把に言えば、熟成されたリムブレーキ末期のハイエンドクラスに追いつき、スルーアクスル化でさらに前へ進む印象です。

Cannondale SuperSix EVO Gen.4 ジオメトリ

暫くはフレームセットのまま店頭在庫しますが、2025年10月中旬以降は店主の独断と偏見でコンプリートバイクに組み上げる予定です。ご自身の好みでセットアップされたい方やフレームセット単体での購入を希望される方は、お早めにご来店ください。


Cannondale SuperSix EVO Carbon Frameset(SPEC詳細→公式サイト
キャノンデール スーパーシックス エボ カーボン フレームセット
カラー:Silver / シルバー
サイズ:51(適用身長165-175cm、C-T477/T-T水平換算528mm)
価格:290,000円→275,500円(5%off現金特価、10%税込、店頭品1個のみ

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

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2025年9月26日金曜日

SMITH The Archive Collection Rhythm MTB / Mainline / Forefront3 / Network & Roam Collection Payroll / Triad | スミス アーカイブ コレクション & ローム コレクション

SMITH The Archive Collection | スミス アーカイブ コレクション
Rhythm MTB / Mainline / Forefront3 / Network

ヘルメット&アイウエアを主軸にする「SMITH | スミス」のMY2026展示会へお邪魔してきました。目に留まった新作モデルは、80'sのネオンスタイルを取り入れた「The Archive Collection | アーカイブ コレクション」。

平たく言えば、「エヴァンゲリオン・初号機」なカラースキームで、ゴーグルの「Rhythm MTB」、ヘルメット「Mainline / Forefront3 / Network」が展開されます。

SMITH The Archive Collection
SMITH The Archive Collection
SMITH The Archive Collection
Rhythm MTB / Mainline
SMITH Roam Collection
Payroll / Triad
SMITH Roam Collection
Payroll

「SMITH Roam Collection」も公開されて、こちらはヘルメットの「Payroll / Triad」で構成されます。「Roam」と聞くとThe Collective Filmsが手掛けたDVD『ROAM』を懐かしむMTBオジサンも少なくないかと。

SMITH The Archive Collection / Roam Collection
SMITH Wildcat

SMITHのスポーツ向けアイウエアは、レンズカーブが緩め&ノーズピースが調整/交換式を採用しており着け心地が快適。店主含めた「平たい顔族」が、ビッグレンズ・モデルを装着しても頬骨と干渉しにくいのが特徴です。


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2025年9月25日木曜日

Vブレーキ・オールロードバイクを構想設計する 徒然なるままに ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える その13

Vブレーキ・オールロードバイク CAD図面

以前の投稿で「レースバイクでなければ、Vブレーキ搭載のオールロードバイクが最適解ではないか?」とお伝えしましたが、店主は以前から「タイヤを太くしてエアボリュームを稼げるなら、硬めのアルミフレームをベースに組んでも、昔ほどスパルタンな乗り味にはならないのではないか」と構想を練っていました。

ただし、アルミフレームの多くは溶接後に熱処理が必要なため、生産効率を考慮するとある程度のバッチサイズが求められます。ビスポークを主体とする小規模ビルダーだとアルミが扱いづらく、必然的にスチールやチタン製に限られるのもこの理由の一つです。故・入部正紀氏が手がけたブランド「IRIBE」は、コロンバス製「スターシップ」チューブに対応した数少ない熱処理設備を有していたことで知られています。

それなら、世界的な自転車不況の影響で欧州からのオーダーが停滞しているいまこそ、従来よりも小ロットでの生産を引き受けてもらえるのではないか──という下心もあり、この一年ほど台湾・中国・東南アジアのファブリケーション各社に、アルミフレームを少量生産できないかと展示会等でコンタクトを続けてきました。

しかし、独自ジオメトリで現行主流規格に該当しないカンチ台座付きロードバイクフレームの生産を依頼すると、どうしてもMOQが大きくなります。さらに円安やインフレの影響も重なり、自社ブランド力やニッチ市場を考慮すると、現実的な落としどころには至りませんでした。


Path Less Pedaledでも紹介されましたが、EU圏における自転車産業のメッカとなりつつあるポルトガルに拠点を置く「veloctopus.cc」が開発した6軸多関節ロボットレーザー加工機とソフトウェアの組み合わせが普及すれば、オーソドックスな形状なら小ロットのフレーム生産の敷居は下がると期待しています。ただ、実現にはもう少し時間がかかりそうです。

そんなこんなで試行錯誤を重ねた結果、原点に立ち返り、小回りの利く国内ビルダーさんにスチール製試作フレームの製作を依頼して出図も完了しました。乗り味のイメージは、All-CityのSpace HorseやBlack Mountain CyclesのMonstercrossに近く、もう少し現代的にアレンジしたものです。

目くじら立てて速さを追求するというより、鼻歌まじりでカジュアルな普段着でも、ピチピチのサイクリングウェアでも様になるバイクを目指しています。試作の進捗を見ながら、最終的には4サイズ程の展開を目論んでいます。

細かいジオメトリの狙いなどは、また追ってお伝えします。新しい試みも検討中ですので、上手く進めば、マスプロモデルに満足されないライダーにも面白がって頂けるかと。


まったくの余談ですが、当店のCAD環境は「IJCAD Mechanical」です。在宅など異なるPCで作業することもありますが、自転車フレーム程度の2D作図であればレイヤーやオブジェクト数が少ないため、さほど負荷はかからないだろうと考えていました。

ところが実際には、内蔵GPUとメモリ16GBでは心もとなく、スナップのトラッキングがうまく機能せずイライラする場面に出くわします。作業自体はできるものの、ストレスなく作図するには32GB以上は欲しいというのが実感です。


ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える 関連ポスト

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2025年9月24日水曜日

Shimano Pontoon | シマノ ポントゥーン ペダリングシステム SPD / グラベルシューズ S-PHYRE RX910

Pontoon/ポントゥーンペダリングシステム
写真:シマノ公式サイトから

シマノ・新型SPDマルチエントリークリート「CL-MT001」と同時に公開された「Pontoon/ポントゥーンペダリングシステム」。「Pontoon」は、現時点で最新グラベルシューズ「S-PHYRE RX910」のみに装備可能となっています。

Pontoonを見たとき、昔あったロード用SPDのSM-SH70系やSPD-R用のSM-SH90系クリートが頭をよぎったベテランライダーも多いのではないでしょうか。あながち間違いでは無くWebをざっと見た限り、これらのモデルから着想を得て開発が進められたようです。

シマノ 旧型クリート

Pontoonのメリットは主に二つ挙げられます。

  1. クリートとPontoonが同期して動くことで、ペダルとのコンタクトポイントが一元的に定まる。
  2.  従来のシューズは、アウトソールの摩耗に伴い接触面積が減って伝達効率が低下するが、Pontoonは交換することで新品状態に復元できる。

エリートグラベルライダーは、レースコンディションが良ければ、シューズの軽量性とペダリング効率を重視してロード用SPD-SLを選ぶケースが多いのが現状です。「Pontoon」はこの状況を打破するために開発されたと考えられます。つまり、ライド時にはSPD-SLのような高い走行性能を発揮し、歩行時にはXCシューズのような歩きやすさを実現することを狙っています。

余談ですが、先行情報でPontoonは、XTR・XCペダル「PD-M9200」に最適化されていると伺っていたので、それならXTグレードも早々に「PD-M8200」へモデルチェンジするんだなと店主は察していました。

ただ、公開後の情報は「最高のパフォーマンスを得るには XTR PD-M9200 または DEORE XT PD-M8100 の使用をお勧めします」となっているので、XTペダルのモデルチェンジは当面先かもしれません。

おそらくシューズ側に特許性は認められないので、しばらくすればシマノ以外のシューズメーカーも追従、クリート周りのアウトソールを着脱可能にしてPontoonを装着できるモデルが上市されると考えられます。


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2025年9月23日火曜日

2025/9/23(火祝) 令和7年度 第30回音楽パレード / 第49回浦和おどり 旧中山道 玉蔵院通り 交通規制のお知らせ

「第30回音楽パレード/第49回浦和おどり」開催に伴い、9月23日(火・祝)は旧中山道で12:30~20時の間、交通規制が敷かれます。ご来店予定の方はご留意ください。

なお、「浦和まつり」関連情報は、下記をご覧ください。
浦和まつり問合せ(共通):ハローダイヤル 050-5541-8600 (全日9:00〜20:00/7月1日(火)〜9月30日(火)まで)


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2025年9月22日月曜日

ORTLIEB Waist Strap Pocket | オルトリーブ ウエストストラップポケット Messenger Bag / Velocity 内ポケット スペアパーツ 1個のみ店頭在庫あり

ORTLIEB Waist Strap Pocket | オルトリーブ ウエストストラップポケット
Art No. F32G
価格:2090円→1900円/個(10%off現金特価/10%税込/店頭品1個のみ)
※ORTLIEBロゴのプリント無し

既に生産終了になっているリペアパーツ「ORTLIEB Waist Strap Pocket | オルトリーブ ウエストストラップポケット F32G」。1個のみですが、店頭在庫が御座います。

注意点として現行モデルには非対応。MY2022年までのオルトリーブ製「メッセンジャーバッグ/ヴェロシティ」とのみ互換性があり、内ポケットとしてプッシュボタンが脱着可能です。同バッグを使用されているユーザーでお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか?。

また、スナップ ボタン アタッチメントを備えたウエストベルトに取付けることも可能です。ペン/鍵/財布などの保管に最適です。

ORTLIEB Waist Strap Pocket | オルトリーブ ウエストストラップポケットArt No. F32G
サイズ:24x22cm (HxW)
素材:ナイロン
JANコード:4013051007719
カラー:グレー
重量:90g
価格:2090円→1900円/個(10%off現金特価/10%税込/店頭品1個のみ)

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2025年9月21日日曜日

Tern Weather Top Bag | ターン ウェザートップバッグ Hauler Rack & Transporteur Rack にピッタリ 防水性にも優れた全天候型万能バッグ 入荷

Tern Weather Top Bag | ターン ウェザートップバッグ
価格:30800円→28000円/個(10%off現金特価/10%税込/店頭品のみ)
※自転車本体は含まず

注文から1年を要しましたが、「Tern Weather Top Bag | ターン ウェザートップバッグ」が入荷しました。Hauler Rack と Transporteur Rackにマッチする頑丈で防水性にも優れた全天候型万能バッグです。

Fidlock マグネットバックルでワンタッチで脱着可能で、走行中もバッグをしっかりと固定できます。防水PET材と超音波溶接された構造で水の浸入を防ぎます。

また、ロールトップ仕様なので、防水性と拡張性を両立しており、内面のジッパーポケットには財布/鍵/携帯電話なども収納できます。 取付方法に関しては、マニュアルPDFをご覧ください。

使用例

使用例

Fidlock マグネットバックル 装備でワンタッチで脱着可能

使用例

Tern Weather Top Bag | ターン ウェザートップバッグ (詳細→公式サイト)
Weight: 0.8 kg
Max Dimensions: 400 x 300 x 350 mm
Load Capacity: 15 kg
Volume Capacity: 45 L
Compatible Accessories: Clubhouse Mini / Hauler Rack / Transporteur Rack
価格:30800円→28000円/個(10%off現金特価/10%税込/店頭品のみ)

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2025年9月20日土曜日

Cannondale Synapse LAB71 Black Marble | キャノンデール シナプス ラブ71 ブラック マーブル エンデュランス カーボン ロードバイク

Cannondale Synapse LAB71 | キャノンデール シナプス ラブ71
カラー:Black Marble | ブラック マーブル

Synapseも『Loveはじめました』。エンデュランスロードのフラッグシップモデル、「Cannondale Synapse LAB71 | キャノンデール シナプス ラブ71」フレームセットをご注文頂き、セットアップいたしました。

店主が昔からお勧めしている「Synapse」。振り返ると2004年の初代モデル登場以来、ロードバイクにおける「快適性」と「パフォーマンス」のバランスを再定義してきました。そして、2025年5月に公開された「All New Synapse Carbon」において、LAB71を含む最新モデルが第6世代としてデビューしました。

日本国内は「Supersix Evo」に代表されるレースバイクが支持される傾向にありますが、海外マーケットでは以前から高い人気を誇る「Synapse」。新作も、BikeRadarで「the new gold standard for endurance bikes」と5つ星満点の評価を獲得。従来比で快適性が20%向上しつつ、レースレベルの剛性とエアロ性能を両立。通勤や週末ライドはもちろん、挑戦的な超ロングライドまで幅広いニーズに対応するバイクへと進化しています。

以前までのキャノンデールは、各モデルを担当するプロダクトマネージャー毎に設計思想がバラバラ、良い言い方をすれば個性的でした。ただし、PONグループ傘下となったことで開発リソースの管理が厳格化されたのか、TOPSTONE CARBONの発表以降、Supersix Evo/Synapse/Super X/Topstoneといったモデルをまたいで、シートチューブを屈曲させ垂直コンプライアンスを確保するデザインが横串を刺すように採用されるようになりました。

以前にポストしましたが、スルーアクスル構造になった現代ロードバイクにおいて、横剛性/ねじれ剛性を確保しながらトラクションや快適性を高めるには、本アプローチが一番理にかなっていると店主は考えています。

ちなみにコンプライアンスは構造物が受けた力に対してどれだけ変形するかを示す指標で、力(F)に対する変位(Δy)の比で定義され、 線形変形範囲(小さな荷重変化でフレーム挙動が比例関係にある領域)を前提としています。

「垂直コンプライアンス=垂直方向変位量/垂直荷重」で算出されますが、この値の逆数が「剛性(stiffness)」となり、コンプライアンスが大きいほど柔らかく、小さいほど固い構造を意味します。

垂直コンプライアンスを高めることで振動吸収性が向上し、長時間ライドの疲労を軽減できます。ペダリング時の力が逃げないよう、横剛性は高く保ちつつ、垂直方向は適度にたわむよう設計するのが理想とされます。「Synapse」は、このバランスを取ることで「快適なのにダルさを感じさせない」ライドフィールを実現しています。

SystemBar R-One Carbon One-Piece Handlebar
システムバー R-ワン カーボン ワンピース ハンドルバー
通称「MOMOハン」
フロントチェーンリング:52/36Tは装着可能、54/40Tだとチェーンステーに干渉しそう
RDハンガー:UDH採用、ダイレクトマウント仕様に変更
対応ディスクローター径:フロントφ160-180 / リアφ140-160
薄い板状のシートチューブ/太いカムテール形状(D断面)のダウンチューブ
シートポスト:Smartsense ケーブル通し穴
グロメット追加
グロメット追加
スペアチューブ等を収納できるスタッシュポート

スタッシュポートは、バッグがスムーズに挿入できるように、化粧カーボンパネルが貼られた二重底になっています。この構造により、E-BIKEのバッテリーマウント同様、リアブレーキホースやSmartsense Gen 2ケーブルを埋設できます。一方で、ハンドルを左右に切るとダウンチューブ内のブレーキホースが動きやすく異音の原因に。マカロニ状の防振フォームを装着してもズレるので、施工には一工夫が必要です。

Chain Suck Protector / チェーン サック プロテクターを組立時に追加
Di2バッテリーマウント:Smartsense Gen.2バッテリーと排他式
Road Internal Seatbinder V3 Sandblasted

地味なところですが、シートポストを固定するスライディング・クランプは、Ver.3に進化して押さえ面にサンドブラスト処理が追加されています。

CY2025 Synapse Carbon Gen.6 ジオメトリ

ジオメトリ表で公開されているトレールは、51サイズだと6.1cmとなっていますが、オフセットやヘッド角から逆算すると、公称最大タイヤサイズの700x42Cを想定しているのが分かります。逆に700x32C前後を装着すると、Supersix Evo同等のトレール値が算出されます。

納車時に動作確認のため試乗しましたが、「しなやかなのに芯がある」という玄人好みのライドフィールが特徴的な一台です。また、LAB71らしい艶のあるグラフィックがラグジュアリー感を存分に演出しています。

ベースフレーム
Cannondale Synapse LAB71 Frameset (詳細SPEC→公式サイト)
カラー:Black Marble / ブラック マーブル


※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、https://www.avelotokyo.com/p/sale_11.htmlをご覧ください。

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