検索キーワード「デルタ」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示
検索キーワード「デルタ」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示

2025年4月12日土曜日

Cannondale Topstone Carbon 3 GRX - 2x Chalk CHK | キャノンデール トップストーン カーボン 3 GRX ツーバイ チョーク 51サイズ グラベルバイク 展示販売中

Cannondale Topstone Carbon 3 GRX - 2x
キャノンデール トップストーン カーボン 3 GRX ツーバイ
カラー:Chalk/CHK/チョーク
サイズ:51 (適用身長165-175cm、C-T446/T-T水平換算543)
価格:570,000円→513,000円(10%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)
初代モデルから完成度が高く、Cycling weeklyでは10/10の満点を獲得した等、異色の出来とも言える「Cannondale Topstone Carbon |キャノンデール トップストーン カーボン」が早くも第3世代/Gen.3へモデルチェンジ。傑作と謡われた前作/前々策の基本コンセプトをそのまま継続しながら、フルインターナル化やジオメトリ変更で細かい改良が加えられています。

自転車テクノロジーを追いかけている者の多くが考える、グラベルロードバイクへのリアサスペンション搭載。同社は、「KINGPIN SUSPENSION|キングピンサスペンション」で答えた形。低重心に配置された最大30mmフレックスする超軽量サスペンションが、トラクションを高めて快適性も向上させます。

ケーブル&ホース類のフル内装化で、クリーンになった外観が目立つ「Topstone Carbon Gen.3」。ジオメトリは、スラック方向(=アウトフロントジオメトリ)に振られてステム長は短くなりました。また、公称タイヤクリアランスは、700×45c→700×47cへ更に拡大。実際の最大幅は、リジッドフォークの場合でフロント56mm、リア52mmまでを吞み込みます。

タイヤ:WTB Resolute 42c
タイヤ:WTB Resolute 42c
タイヤ:WTB Resolute 42c
Cannondale Wheel Sensor

キャノンデールホイールセンサーは、キャノンデールアプリを通じて、正確なスピード、距離、ルート情報、サービスリマインダーなどを提供。

ザグリ穴+皿ボルトでフラットな仕上がり
バッグ等ストレージ取付時は、付属のスイベルワッシャを挿入
StashPortダウンチューブストレージ
RDハンガー:UDH仕様
RDハンガー:UDH仕様
RDハンガー:UDH仕様

RDハンガーは、UDH仕様なので、SRAMならT-Type (フルマウント式)が取付可能。このモデルは、シマノGRX搭載ですが、ダイレクトマウント・RDハンガーを標準装備。肉厚でねじれ剛性/強度が確保されており、シフトフィーリングも良好です。

フレームバッグ用アイレット
フレームバッグ用アイレット
リアブレーキ台座:作業性の良いチェーンステー側へ
トップチューブ及びシートチューブの偏平部は、更に薄くなって、静荷重でも初期の動きがリニアになったのが分かります。
ダウンチューブ プロテクター

飛び石から、フレーム下回りをガードする「ダウンチューブ プロテクター」を標準装備。チェーンステーまで伸びており、チェーンサックからもフレームを保護します。

コクピット周りのケーブルは、インターナル仕様。ステアリングコラムは、異形のデルタステアラー等ではなくオーソドックスな規格を採用しています。

フロントフォーク 肩下長比較
左 Gen.2 / 右 Gen.3

サスペンション換装時を想定して、フロントフォークの肩下長が延ばされました。その分、ヘッドチューブは、短くなっています。

StashPort 装備
※タイヤレバー等は別売

Topstone Carbon Gen.3 ジオメトリ

「Topstone Carbon 3 GRX - 2x」のコンポーネントは、シマノ・GRX610/820グループセット/2x12sを搭載。「クランクもGRX」で、変則的な調整が不要なのもグッドポイント。信頼性に優れたWTB ST i25リムやシマノ製ハブの構成で、耐久性の面も安心出来ます。

余談になりますが、フラットマウント規格のキャリパは、リア三角への収まりが良い&六角レンチのアクセスが良好と言ったメリットがあります。その反面、同規格を制定したシマノは、M4ボルト径や取付ピッチを考慮して、ローター径はφ140/160しか認めていません。MTBだとダウンカントリー用までといったところです。

ただ、一部で例外車体もあって、このグラベルバイク「TOPSTONE CARBON」も最小ローターサイズをφ160で設計されて、標準アダプターでφ180に対応できます。Gen.3は、リアブレーキマウントが工夫されており、標準的なチェーンステー固定ながら最大φ180まで装着可能に。よりアグレッシブな走りを望むなら、フロントφ180ローターへの換装をお勧めします。

グラベルバイクも用途によって細分化が進み、高速レース:Super X、オールラウンド:TOPSTONE、キャンプツーリング:スチールフレームetcのような様相に。従来からCannonndaleは、斬新なアイデアをブッこんでくるメーカーですが、行過ぎ感があることも屡々。この「TOPSTONE CARBON」は、その辺のバランス取りを上手くまとめられた一台と言えます。

なお、シフトワイヤ&ブレーキホースがハンドル/ステム/フレームを通すフル内蔵式のため、フィッティング後にコラムカット/ブリーディング等の仕上げ作業を行います。正式ご注文からお渡しまで数日を要しますことを予めご了承ください。

Cannondale Topstone Carbon 3 GRX - 2x(詳細SPEC→公式サイト
キャノンデール トップストーン カーボン 3 GRX
カラー:Chalk/CHK/チョーク
メインコンポ:Shimano GRX 820/610 12-speed gravel group
サイズ:51 (適用身長165-175cm、C-T446/T-T水平換算543)
価格:570,000円→513,000円(10%off現金特価、10%税込、店頭品1台のみ)

※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

その他、当店の完成車&ホイールの在庫リストは、コチラをご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。

2025年1月3日金曜日

ワイヤ/ケーブル/ホースのコクピット&フレームフル内蔵化による 44mm HT/ヘッドチューブ 回帰の流れ 徒然なるままに ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える その11

アルミフレーム 44mm HT/ヘッドチューブ
インターナル・ケーブルルーティング

2020年前後から、エアロダイナミクスを訴求するロードバイク拡大に伴って、コクピット周りのワイヤ/ホース/ケーブルがフル内蔵されるモデルが増えました。電動変速+油圧ディスクブレーキ化の副産物も言えますが、メンテナンス性はともかく、とにかく見た目はスッキリするので、この流れは後戻りすることは無いでしょう。

デルタステアラー

ホース&ワイヤルートを確保する手段として、カーボンバイクは、従来からのテーパードヘッドをベースにDシェイプコラム/デルタステアラーと組み合わせる独自規格のほか、大径BRG+C型コンプレッションリング等で対処されています。

その一方、カーボンと比べて造形の自由度が低いアルミやスチールバイクは、現在標準的に用いられているテーパードヘッドチューブだとケーブルを逃がすことは困難。また、上記のような異形ステアチューブは、高コストゆえ採用が難しい側面もあります。

店主が訪問した台北/台中/上海ショーで、2023年頃からそれらを踏まえた現実的な落としどころが見え始めたのが、「テーパードチューブ(HT)→44mmHT」の採用。アッパーが冒頭写真のようなゼロスタックと、下記Wolf Toothのようなアウトボード式が挙げられます。

Wolf Tooth Premium Internal Headset for ENVE IN-Route System
同社WEBサイトから

2024米で開催されたMade.Bikeに出展したショーバイクをWEBを通して眺めても、同じ流れなので徐々にこのスタイルが増えてくるかと。ただ、直近10年間でアルミやスチールのチューブ&フレームメーカーが開発&設備投資して、せっかくアウターバテッドHTを製品化したのに、ワイヤ&ホース内蔵化の煽りから44mmHTに先祖返りしてしまうのは、何だかやるせない思いにも駆られるのです。

ロード用 ディスクブレーキの今後の動向を考える 関連ポスト


※取付&加工法や使用パーツ等のご質問は、当店ノウハウのため、お応えしかねますことをご了承ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。 

2024年12月3日火曜日

Cannondale SuperSix EVO Hi-MOD 2 × SystemBar R-One Carbon One-Piece Handlebar | キャノンデール スーパーシックス エボ ハイモッド 2 × システムバー R-ワン カーボン ワンピース ハンドルバー MOMOハンドル 換装

Cannondale SuperSix EVO Hi-MOD 2
SystemBar R-One Carbon One-Piece Handlebar
「Cannondale SuperSix EVO Hi-MOD 2 | キャノンデール スーパーシックス エボ ハイモッド 2」のオーナー様から、コクピット周りを「SystemBar R-One Carbon One-Piece Handlebar | システムバー R-ワン カーボン ワンピース ハンドルバー」、通称「MOMOハン」への換装依頼を承りました。
SystemBar R-One Carbon One-Piece Handlebar / MOMO DESIGN (通称MOMOハン)
ステム-ハンドルのワンピース化で、外観はスマートに。トップチューブにあしらわれた化粧層のカーボンマーブル柄が、コクピットまで一直線に伸びることで統一感のある意匠に。反面、ハンドル角度の微調整が出来なくなるのと引換えに…。当店、バーテープはハンドル下端から巻き始めるのが標準ですが、今回はスッキリ感を重視で肩から施工しました。
GRAND PRIX 5000S TR 700×30C チューブレスレディ
タイヤ:Continental GRAND PRIX 5000 700×25C Tubed
→GRAND PRIX 5000S TR 700×30C チューブレスレディへ

ハンドル交換に合わせて、タイヤも標準装備の「Continental GRAND PRIX 5000 700×25C Tubed」から、「GRAND PRIX 5000S TR 700×30C チューブレスレディ
」へ。元は、引っ張り気味で実測27mmでしたが、交換後は31mm幅に。
Before 1
Before 2
Before 3

交換前は、Handlebar:Vision Trimax Carbon Aero, 31.8mmとStem:Cannondale C1 Conceal, Alloy, 31.8, -6°の組み合わせ。今回は、ブレーキホース再利用で進め、捨て代が無い長さギリギリだったため、誘導に苦労しました。

デルタステアラー対応フィラー
左:アルミステム用 / 右:システムバー用
ステム・コラムクランプ部:SmartSense ケーブル用グルーヴ有り
ステム装着時、デルタステアラーに対応した「フィラー」を挿入しますが、アルミステムとシステムバーで個別に設定があります。内径公差の吸収はたまたレジン圧縮分を見込んでいるのか不明ですが、後者は0.1mm厚くなっています。

※各パーツの詳細&セッティングに関するご質問は、当社ノウハウもございますのでご遠慮ください。

当店の完成車&ホイールの在庫リストは、在庫表をご覧ください。

お問合せは、info@avelotokyo.com または、070-5075-8192 まで。